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昆虫の仲間の分け方(分類)(ぶんるい)
種(しゅ)の名前(なまえ)
昆虫にかぎらず、植物(しょくぶつ)でも鳥(とり)でも、どんな生物(せいぶつ)でも、それぞれ違(ちが)った形のものは、別々(べつべつ)の名前(なまえ)が付(つ)けられています。例(たと)えば、アブラゼミは日本語(にほんご)の名前ですので、「和名(わめい)」です。
外国(がいこく)で、これは「アブラゼミ」ですといっても通(つう)じないので、世界(せかい)でも通じる名前(なまえ)として、「学名(がくめい)」であらわされます。「学名」はラテン語(ご)であらわされています。皆(みな)さんが大きくなって、分類(ぶんるい)に興味(きょうみ)を持(も)たれた時(とき)に、「学名」を使(つか)うようになると思(おも)います。いまここでは、和名を使います。
セミの種類(しゅるい)には、どんなものがいるでしょうか? いくつの種を知っていますか。和名でいってみましょう。アブラゼミ、ニイニイゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ーーーなど、いろいろいますね。和名を書(か)くときには、普通(ふつう)はカタカナで書きます。
昆虫の仲間(なかま)を、形(かたち)で大きく分(わ)けると、次(つぎ)のような分け方(わけかた)があります。この分け方の単位(たんい)を「目」(もく)といいます。「目」の単位で分けると、次のようになります。それぞれの「目」にふくまれるよく知(し)られた昆虫の種類もあげてみました。
(アイウエオ順)
・カメムシ目:アブラゼミ、トビイロウンカ、ツマグロヨコバイ、モモアカアブラムシ、タバココナジラミ、アオクサカメムシ
・コウチュウ目:カブトムシ、ノコギリクワガタムシ、マメコガネムシ、ナナホシテントウ、ホタル
・チョウ目:モンシロチョウ、アゲハチョウ、クロアゲハ、ヨトウガ、カイコ、ドクガ
・トンボ目:ムギワラトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、アキアカネ、キイロイトトンボ
・ハエ目:イエバエ、タネバエ、ウシアブ、アカイエカ、ガガンボ、ダイズサヤタマバエ
・ハチ目:セイヨウミツバチ、オオスズメバチ、クロマルハナバチ、クマバチ、クロヤマアリ
・バッタ目:トノサマバッタ、コバネイナゴ、スズムシ、エンマコオロギ、キリギリス
・その他にも、アザミウマ目、カゲロウ目、カマキリ目、カワゲラ目、ゴキブリ目、シロアリ目、ナナフシ目など、たくさんの目があります。